サウナ後、休憩スペースでどう過ごすか迷った経験はありませんか。休憩スペースは、サウナ・水風呂・外気浴の後に身体を癒すための時間です。しかし、「正しい過ごし方や楽しみ方のコツがわからない」という方も珍しくありません。
今回は「サウナ後の休憩スペースの正しい過ごし方ガイド」をテーマに、楽しみ方のコツ、初心者さん・常連さんが気になるQ&Aまでわかりやすく解説します。
休憩スペースの工程を丁寧に行うことが、その後の“ととのい”の余韻へとつながります。
今まで自己流でしたが、正しいコツを意識するだけで、体感がこんなに変わるなんて感動です!
サウナ後に休憩スペースで過ごすとどうなる?


サウナ後の休憩スペースは、自律神経を整えて疲れを取りやすくし、ストレスや疲労のリセットにつなげるためのものです。まずは、サウナ後に休憩スペースで過ごすとどうなるかを解説します。
- 自律神経が整って疲れが取れやすくなる
- ストレスや疲労のリセットにつながる
- 整った感覚が持続しやすくなる
自律神経が整って疲れが取れやすくなる
サウナ後に休憩スペースで過ごすと、自律神経が整って疲れが取れやすくなります。
疲れが取れやすくなるまでの流れは、次の通り。
- 休憩で自律神経が調整される
- 全身に血流が行き渡る
- 回復が促される
温冷交代浴で興奮している自律神経は、いわば「心臓を炙るグリル」のようなもの。徐々に落ち着かせてあげることが大切です。
身体は、自律神経が興奮したまま活動すると、かえって疲れが取れにくくなります。休憩スペースでの休憩は、心臓への負担をやわらげ、回復を助けるための大切な工程なのです。
ストレスや疲労のリセットにつながる
サウナ後に休憩スペースで過ごすと、ストレスや疲労のリセットにもつながります。
サウナ・水風呂・外気浴により、半ば強制的に思考停止に陥った脳は、良い意味で何も考えられない状態。ゆっくりと休憩することで、「幸福ホルモン」が安定供給されるのです。
整った感覚が持続しやすくなる
休憩スペースで休んでおくと、段階的に体温が下降することで、整った感覚が長時間持続しやすくなります。短時間での活動によるオーバーヒートを避けるためにも、仮眠・食事は満喫したいところです。
身体を休めることは「リカバリー」や「リフレッシュ」と呼ばれます。安心して整うためにも、30分~1時間ほど休憩するのがベストです。
なお、サウナ後の休憩スペースは、マナーやグッズを理解してこそ真価を発揮するもの。次でまとめているサウナ・水風呂・外気浴のマナーや礼儀作法、服装や持ち物の確認もお忘れなく。
サウナ後の休憩スペースの正しい過ごし方ガイド【初心者向け】
サウナ後の休憩スペースでは、仮眠・食事をしてからデジタルデトックスしたりリラックスしたりするのが一般的です。ここからは、サウナ後の休憩スペースの正しい過ごし方ガイドを解説します。
- STEP1.入浴後のケアをする
- STEP2.水分補給を忘れずに行う
- STEP3.仮眠・食事をして過ごす
- STEP4.デジタルデトックスする
- STEP5.リラックスする
STEP1.入浴後のケアをする
入浴後のケアとして、まずは次のことを済ませてください。
- 浴室を出る
- 身体の水を拭き取る
- 脱衣所で服を着る
- 髪や肌を守る
サウナ後は、まず浴室を出て、身体の水を拭き取ります。
脱衣所の床を濡らさないよう自分のロッカーまで進み、服を着ればもう安心。必要に応じて、パウダールームでスキンケアをしたりドライヤーをしたりするところまでが基本の流れです。
服を着たら荷物をロッカーから取り出し、コップ1杯分の水分補給を忘れずに。サウナでは、髪質がパサパサ・肌質がカサカサになりやすいため、髪の保護・肌の保湿も徹底しましょう。
備品は、備え付けのものがあるところとないところがあります。
なお、サウナ後の休憩スペースの滞在マナーは、次の記事をご覧いただけると幸いです。
STEP2.水分補給を忘れずに行う
サウナ後の水分補給は、必須中の必須。
温冷交代浴では、1セットで300~600ml、3セットで1~1.5Lほどの水分が失われて脱水症状になりやすくなります。また、塩分も抜けて熱中症にもなりやすいため、経口補水液や自家製塩水(500mlの水に1~2gの塩を溶かしたもの)で塩分補給しておくと安心です。
ビタミンやミネラルを含む、お茶やスポーツドリンク、ミネラルウォーターもおすすめ。
■「サウナの水分補給」記事は準備中
STEP3.仮眠・食事をして過ごす
休憩所では、仮眠や食事をして過ごすのがおすすめ。
| 目的 | 備考 |
|---|---|
| 負担の軽減 | ストレスや疲労を取り除くため |
| 余韻の増幅 | より癒されやすくするため |
サウナ後は、温冷交代浴で身体を酷使した状態であるため、十分に休ませてあげることが大切です。心身にかかっている負荷を減らすことで、より一層余韻が増します。
なお、サウナ後は胃腸の働きが活発かつビタミン・ミネラルが不足していることもあって、味覚が非常に敏感です。美味しいものはストレス解消や疲労回復など、癒しに直結するため、適度に摂取することをおすすめします。
倦怠感や脱力感の原因となるため、暴飲暴食は避けるのがベスト◎
STEP4.デジタルデトックスする
デジタルデトックスとは、電子機器から意図的に距離を置く取り組みのことです。
休憩スペースでは、スマホを次の設定にすることをおすすめします。
- 機内モードにする
- 通知を切る
- 電源を切る
結果的にスマホに触れる機会がなくなり、現代社会と距離が保てます。私も、デジタルデトックスをするようになってから、自己肯定感や創作意欲の向上を実感中です。
ある調査によると、現代人は1日平均で約3~4時間、人によっては5時間ほどスマホに触っており、脳の過労状態とされる「スマホ認知症」が懸念されています。常にスマホが手元にないと不安になる「ノモフォビア」も増加傾向で、依存症のような方も珍しくないです。
一方で、サウナ中は電子機器に触れられないため、半強制的にデジタルデトックスが可能。みなさんも、せっかくなら“デジタル断食”に挑戦してみませんか?
STEP5.リラックスする
すべてを忘れてリラックスするのも、休憩スペースでの醍醐味です。
仕事のこと、勉強のこと、恋愛のこと……嫌なことは一旦すべて忘れてしまってください。サウナ施設では、性別も年齢も関係なく、面倒な人間関係も一切ありません。しがらみから解き放たれて、ありのままの自分を取り戻しましょう。
サウナでは、みんなが平等。財産も地位も名誉も、何もかもを脱ぎ捨てた“裸のユートピア”です。私も、サウナに行くといつも大切なことに気づかされます。
なお、サウナ・水風呂・外気浴の整い方や入り方の全体像を把握したい方は、次の記事でチェック!
サウナ後の休憩スペースの楽しみ方のコツ【常連向け】
サウナ後の休憩スペースでは、アルコールを摂りすぎないこと・スマホを触りすぎないことがコツです。ここでは、サウナ後の休憩スペースの楽しみ方のコツを解説します。
- アルコールを摂りすぎない
- スマホを触りすぎない
アルコールを摂りすぎない
サウナ後は、血行促進の反動でとてもお酒に酔いやすいため、アルコールは控えめにすると安心です。ビールやワイン含め、水分不足での飲酒は脱水症状を加速させるほか、急性アルコール中毒を発症するリスクもあります。
特に、お酒を摂取する場合は、泥酔しすぎないようご注意ください。
水をはじめ、お茶やスポーツドリンクで胃粘膜を保護するのがポイント!
スマホを触りすぎない
サウナ後は、普段から酷使しがちな携帯電話と距離を置ける絶好の機会となるため、スマホは置いておくのが得策です。タブレットやパソコン含め、ブルーライトによる眼精疲労の悪化は睡眠の質を低下させるほか、ドライアイを発症するリスクもあります。
特に、電子機器を操作する場合は、凝視しすぎないよう注意しましょう。
本をはじめ、雑誌や新聞、漫画で暇つぶしするのがポイント!
私も、アルコールは摂らずに過ごすようにしています。
スマホに関しては、SNS断ちがおすすめです。
休憩スペース後の理想的な動線
「休憩スペースで過ごした後はどうするの?」と不安な方は、とりあえず「“ととのいの余韻に浸ってサウナ施設を出る」とだけ覚えておけば安心です。次に、休憩スペース後の理想的な動線を解説します。
- “ととのい”の余韻に浸る
- サウナ施設を出る
“ととのい”の余韻に浸る
「整った」と実感したら、ひたすらその“ととのい”の余韻に浸ってください。
映画を観ながら過ごすも良し、音楽を聴きながら過ごすも良し、はたまたサウナドリンクやサウナフードを堪能するも良し。普段頑張っている自分に「今日もお疲れ様、私」と声をかけてあげるのも良いと思います。大切なのは、嫌なことを全部忘れて、ただただ「今この瞬間」に意識を向けることです。
サウナ施設を出る
お湯を拭き取ったら、いよいよサウナ施設を出ましょう。
休憩スペースで使用したものを元に戻し、鍵バンド(ロッカーキー)を返却し、サウナ施設を後にします。先に支払いをしていなかった場合は、精算を済ませて完了です。
これで、“ととのい”はフィナーレとなります。なお、次の記事でサウナ前のお風呂・シャワーの正しい洗い方、そして清め方のコツももう一度確認してから2周目に進むのもありです。
休憩スペースの過ごし方のQ&A


最後に、休憩スペースの過ごし方のQ&Aとして、よくある質問をまとめました。
なお、休憩スペース全般のガイドを知りたい方は、休憩スペースページもあわせてご覧いただけると幸いです。次のページでは、サウナーさんに役立つ情報を体系的に学べます。
まとめ
今回は、サウナ後の休憩スペースの正しい過ごし方ガイド、楽しみ方のコツ、Q&Aを解説しました。
サウナ後の休憩スペースは、整った後の最終調整といえます。温浴施設に行くのが初めてだと「いきなり過ごし方・楽しみ方といわれても……」と困惑するかもしれませんが、やり方さえわかっていれば安心です。
むしろ、温冷交代浴で“ととのい”を目指すなら、サウナ後の飲食・仮眠は必須。だからこそ、ぜひ今回の記事を定期的に読み返しながら楽しんでみてください。
お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。では、ひとっととのい、いきましょう!
- 『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇/ダイヤモンド社
- 『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』カリタ・ハルユ/東洋経済新報社
- 『サウナ語辞典』草彅洋平+AMAMI/誠文堂新光社
本日もお疲れ様でした。当サイトはサウナを愛するすべての人を応援しています。サウナをもっと知りたい方は、ほかの記事も覗いてみてください!
ちょっとでも学びがあったら、ぜひSNSで共有してもらえると嬉しいです。ではまた、次の記事でお会いしましょう!
サウナ・水風呂・外気浴という言葉を知りたい方、サウナの起源・発祥の地を学びたい方は、次の記事も一緒にチェックしてみませんか?
※本記事は、温泉ソムリエ&サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ筆者による「健康情報の一般的な解説」であり、診断や治療を目的としたものではございません。体調に不安のある方は、まず専門医にご相談を。










