サウナ|温浴のマナー

サウナを利用するうえで、「サウナのマナーを知っておきたい」という方は珍しくありません。サウナの禁止事項ややりがちなミス、よくあるトラブルを把握しておくだけで、初めての方でもスマートに整えます。

そこで、このページでは入浴マナーとしてまとめているサウナカテゴリーの内容、基本マナー、主要記事、よくある質問を体系的に紹介。サウナの礼儀作法を学びたい方におすすめです。

はるまる

どうも!ととのい博士こと、温泉ソムリエ/サウナ・スパ健康アドバイザーのはるまるです!

ぴちどん

当ページを読めば、サウナのマナーがわかります!

このサイトでは、感覚としての状態を「ととのい」、その状態に至る行為を「整う」と表記しております。「名詞=ととのい」「動詞=整う」という使い分けです。

目次

サウナカテゴリーの内容

サウナでしっかり整うためには、適切なマナーを理解しておくと安心です。まずは、入浴マナー内のサウナカテゴリーの内容を紹介します。

当カテゴリーでは、次のような内容を扱っています。

具体的な内容
  • サウナの禁止事項
  • サウナでやりがちなミス
  • サウナでよくあるトラブル

サウナのマナーは、個別記事を随時更新していく予定です。

サウナの基本マナー

サウナは、どの温浴施設もほとんど変わらないため、礼儀作法を押さえておくだけでも、とてもスマートです。ここからは、サウナの基本マナーを紹介します。

具体的なマナー
  • 身体のお湯を拭き取る
  • サウナの室温に配慮する
  • 会話・私語は控える
  • 座面を清潔に保つ
  • 導線に配慮する

身体のお湯を拭き取る

サウナに入る前は、身体に付着したお湯を拭き取るのがマナーです。

お湯を拭き取ってから入る理由には、以下のようなものがあります。

  1. 衛生管理のため
  2. 環境維持のため

身体が濡れたままサウナに入ると座面まで濡れてしまい、衛生的ではありません。また、座面に不純物が残ることで環境が乱れ、快適性を損なう原因にもなります。つまり、お湯を拭き取るのは衛生管理と環境維持の両方を兼ねているのです。

以上の理由から、身体のお湯はしっかり拭き取ってから入るようにしてください。

サウナの室温に配慮する

サウナでは、室温に配慮することも求められます。

適切な室温に保たれているサウナは、一定の加熱効果を保てる装置で管理されているのが一般的。しかし、何度も出入りすると室温が変化し、効率的に身体を温められないことも……。

だからこそ、室温への配慮が必要です。

サウナが暑すぎても、勝手に調整するのはタブー!

会話・私語は控える

サウナは、身体を温めるだけでなくリラックスして楽しむ場所であるため、会話・私語には配慮が必要。

話し声は意外にも響きやすく、集中を妨げる原因になります。利用者によっては静かな空間で心身を整えるためにサウナを利用している方もいるため、原則は黙浴に徹するのがマナーです。

具体的なサウナ中のOKマナー・NGマナーは、次の比較表をご覧ください。

OKマナーNGマナー
小声で会話する大声で会話する
必要な私語にとどめる不要な私語をする
黙浴に徹する黙浴を破る

なお、迷惑な利用者を見かけても直接注意するのは避け、スタッフに伝えましょう。

座面を清潔に保つ

サウナでは、座面を清潔に保つのもサウナーの嗜みです。具体的には、お湯が座面に流れ落ちないよう、清潔に使用するのがマナーとされます。

また、座面に陰部が触れないよう覆う、利用者に見られないよう隠すのもエチケットとして欠かせません。

こればかりは温浴施設によりルールが異なるため、スタッフから別途で案内があった場合はそちらを優先すると安心!

導線に配慮する

サウナから出た後は、導線に配慮するのがマナーです。

「整うためには導線が最も大切」といわれるほど、サウナでは導線が命とされるため、周囲の邪魔をしないよう、出入口付近で立ち止まるのはご法度。サウナから出たら、速やかに次の工程に進みましょう。

もちろん、初めてサウナを利用する方は、周囲の動きを真似するだけでも問題ありません。

サウナのマナーは「我慢すべきもの」というより「感動を分かち合うためのもの」です。あまり気負いせず、適切にルールに配慮することで、みんなが気持ちよく過ごせます。

サウナの主要記事

サウナに関するマナーは、おすすめ記事・最新記事・人気記事・その他の記事に分類しており、気になるものから読み進めることが可能です。ここでは、サウナの主要記事を紹介します。

※現在、個別記事を準備中です。公開までしばらくお待ちください。

サウナのよくある質問

最後に、サウナのよくある質問を、Q&A形式でまとめています。温浴施設を利用するときの不安解消にお役立ていただければ幸いです。

サウナのことを何も知らなくても大丈夫?

大丈夫です。ただし、基本のマナーを知っておくだけで、より快適に利用できます。

サウナが混雑していたらどうすべき?

座面は譲り合ってご使用ください。一人で占領せず、周囲の様子を見ながら座面を空けましょう。

サウナの前後にしておくべきことは?

サウナ前後は「お湯を拭き取る」「導線を邪魔しない」などの配慮が大切です。使用したものは自分で片付けるという配慮も求められます。

サウナで迷惑になる行為とは?

会話や私語をはじめ、座面で寝転がるなどの行為は迷惑になりやすいとされています。場所取りも控えるべきです。

サウナ特有のルールはある?

施設特有の「暗黙の了解」があることもあります。利用者同士で守られてきた風習もあるため、周囲の様子を見ながら利用すると安心です。

さらに具体的な情報を知りたい場合は、個別記事もご覧いただけると幸いです。個別記事では、より詳しい情報をわかりやすく解説しています。

まとめ

今回は、入浴マナー内にあるサウナカテゴリーに関する内容をまとめて紹介しました。

初めてサウナに行く方は、サウナのマナーを知ってから訪れることが大切です。温浴施設は正しく利用することで、ほかのサウナーの方も快適に過ごせるため、基本マナーを学んでから訪れるほど喜ばれます。

まずは当ページでサウナの基本マナーを押さえつつ、さらに詳しく調べたい方は次のページもご覧ください!

アイキャッチ入浴マナー

すぐに次のステップに進みたい方は、次のカテゴリーを一緒に読み進めていきましょう。

参考文献
  • 『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇/ダイヤモンド社
  • 『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』カリタ・ハルユ/東洋経済新報社
  • 『サウナ語辞典』草彅洋平+AMAMI/誠文堂新光社
はるまる

本日もお疲れ様でした。当サイトはサウナを愛するすべての人を応援しています。サウナをもっと知りたい方は、ほかの記事も覗いてみてください!

ぴちどん

ちょっとでも学びがあったら、ぜひSNSで共有してもらえると嬉しいです。ではまた、次の記事でお会いしましょう!

目次