外気浴の適切な温度は、15~25℃です。外気浴では「よく休んだほうがととのう」と考えがちですが、最適な温度は人によって違うため、個人の体質や当日の体調に合わせるのがベストです。むしろ、自分の適温が何度なのかを知ることで、サウナで無理せずととのえるようになります。
今回は「外気浴の適切な温度」をテーマに、ととのうための適温、初心者さん・常連さんが気になるQ&Aまでわかりやすく解説します。
私個人の私見にはなりますが、ととのいを主軸に考えるなら25℃程度が適正温度かなと思います。
何度の外気浴が適温かは本人次第だけに、判断が難しいところですよね!
外気浴の適切な温度


外気浴の適切な温度は人によって違うものの、快適なのは15℃程度、ととのうなら25℃程度がおすすめです。まずは、外気浴の適切な温度を解説します。
一概に「外気浴は○○度が理想」とは断言できませんが、15~25℃程度が1つの目安となります。
しかし、何度の外気浴が最適かは気象条件によって常に変化するため、体調だけでなく気候や天候も加味しつつ「無理なく休めそうな温度」を見極めたいところです。
| 基準 | 目安 |
|---|---|
| 暑がり屋な人(夏場) | 15℃程度の温度 |
| どちらもいける人(春や秋) | 20℃程度の温度 |
| 寒がり屋な人(冬場) | 25℃程度の温度 |
外気浴では、入浴する日のコンディションだけでなく雨・曇り・晴れなどの空模様によっても適温の感じ方が違うため、まずは20℃程度で様子見すると安心です。ただし、暑すぎたり寒すぎたりするとととのわないこともあるため、ととのうという観点では25℃程度がベストといえます。
もし極度に暑い場合や寒い場合は、風通しや日当たりを考慮しながら休憩、もしくは内気浴でも構いません。
なお、逆に15℃とぬるめのほうがととのえる方もいます。これに関してはそれぞれ体質の問題でもあるため、次のサウナ・水風呂・外気浴の整い方と入り方とあわせて試してみたいところです。
外気浴でととのうための適温


外気浴をよりととのうためのステップに昇華するには、自分の体質に合わせた休憩が必要不可欠です。次に、外気浴でととのうための適温を解説します。
- 暑がり屋な人(夏場):15℃程度の温度
- どちらもいける人(春や秋):20℃程度の温度
- 寒がり屋な人(冬場):25℃程度の温度
暑がり屋な人(夏場):15℃程度の温度
暑がり屋さんで血圧や心拍数が落ち着きにくい人、また、夏場の気温が高い時期などは15℃程度の外気浴が適温といえます。とはいえ、真夏で15℃の外気浴は状況的に困難な場合もあるため、内気浴でも問題ありません。身体が暑いと感じる場合は、15℃以下での外気浴がおすすめです。
どちらもいける人(春や秋):20℃程度の温度
「自分の適温がわからない」という方は、20℃程度の外気浴から試してみてください。
外気浴の温度は日ごとに感じ方が違い、低温でも耐えられる日があれば、高温でも耐えられない日もあります。自分自身が快適に感じられる適温も毎日違うため、体質や体調に合わせて適宜調整するのがおすすめです。
また、心身の状態によっては「1セット目は屋内浴、2セット目は屋外浴」という具合に調節しましょう。
寒がり屋な人(冬場):25℃程度の温度
寒がり屋さんで血圧や心拍数が落ち着きやすい人、また、冬場の気温が低い時期などは25℃程度の外気浴が適温といえます。とはいえ、真冬で25℃の外気浴は状況的に困難な場合もあるため、内気浴でも問題ありません。身体が寒いと感じる場合は、25℃以上での外気浴がおすすめです。
外気浴で避けたい温度
ととのうことが目的なら、30℃を超える高温や0℃に満たない低温は避けたいです。ここからは、外気浴で避けたい温度を解説します。
- 35℃を超える真夏の猛暑日
- 5℃に満たない真冬の厳寒日
- 炎天下や氷点下のリスク
- 荒天時は内気浴を優先
35℃を超える真夏の猛暑日
サウナ・水風呂を経ることで訪れる安堵感が醍醐味の外気浴では、35℃を超えるような真夏の猛暑日は避けたいところです。外の空気が暑すぎると体温がすぐに戻らず、ととのえなくなることがあります。
真夏の猛暑日は、風通しがある・日当たりのない日陰がおすすめ。
5℃に満たない真冬の厳寒日
血圧・心拍数を落ち着けて休むのが目的でもある外気浴では、5℃に満たないような真冬の厳寒日も控えたいところです。外の空気が冷たすぎても体温がなかなか戻らず、ととのえなくなることがあります。
真冬の厳寒日は、風通しがない・日当たりのある日向がおすすめ。
炎天下や氷点下のリスク
炎天下や氷点下など過酷な気温での外気浴は、ととのえなくなる以外のリスクもあります。
たとえば、以下のようなものが代表的です。
| 炎天下でのリスク | 氷点下でのリスク |
|---|---|
| 日焼け | しもやけ |
| 熱射病 | 低体温症 |
| 火傷 | 凍傷 |
以上のように、外気浴は天気の影響をダイレクトに受けてしまい、何らかのトラブルに遭うこともあるため、注意が必要です。もし、外気浴できるような状況でない場合は決して無理をせず、内気浴することを推奨します。
荒天時は内気浴を優先
空模様が荒れている場合は、外気浴より内気浴を選ぶと安心でしょう。
雨に打たれながら、雪に包まれながら外気浴するのも乙ではあるものの、身体が濡れたままでは風邪をひいてしまうことがあります。また、全身が凍えるとととのうどころではなくなってしまうため、熱を逃がさぬよう工夫して休みたいところです。
豪雪や突風、雷雨などの荒天時は、まずは内気浴で心身を休めてみてははいかがでしょうか。
なお、次の記事では、外気浴の種類一覧や効果効能を詳しくまとめています。よりととのうためにも、一度目を通しておくと安心です。
外気浴での温度の注意点
「絶対にととのってやる」と、外気浴で温度ばかり気にしてしまうのは本末転倒です。ここでは、外気浴での温度の注意点を解説します。
- 温度は状況によって変化する
- 気温に対抗しようとしない
- 施設自慢の整い部屋もある
温度は状況によって変化する
外気浴の温度は、雨や曇りや晴れなどの天気、施設の立地、代謝量や着衣量など状況によって変化します。
椅子によっては、外気浴中の環境や空間によって気温が著しく変化することもあるため、必ずしも「適正温度でなければいけない」と厳密に守る必要はありません。
屋内浴か屋外浴かだけでも、体感温度は十数度違うなど、状況次第です!
気温に対抗しようとしない
気温の高い・低いは操れるものではないため、無理に合わせようとしなくても大丈夫です。
むしろ「暑いから薄着」「寒いから厚着」というように対抗しようとするほど集中が切れてととのえなくなることがあるため、「暑かったら外気浴」「寒かったら内気浴」という柔軟な対応が求められます。
施設自慢の整い部屋もある
温浴施設によっては独自の整い部屋、いわゆるリラックスルームを備えたところも珍しくありません。
名称はサウナ施設によってさまざまなものの、どれも外気浴ないし内気浴するための設備として、周りの環境に左右されない空間となっています。自然を楽しみたい方にとってはやや物足りないかもしれませんが、ととのいの安定感は抜群。徹底管理された整い部屋は、集中してととのいたい方にぴったりです。
なお、ほかの設備の適切な温度をまとめた記事は、次のリンクから。
外気浴の適温のQ&A


最後に、外気浴の適温のQ&Aとして、よくある質問をまとめました。
なお、外気浴全般のガイドを知りたい方は、外気浴ページもあわせてご覧いただけると幸いです。次のページでは、サウナーさんに役立つ情報を体系的に学べます。
まとめ
今回は、外気浴の適切な温度、ととのうための適温、Q&Aを解説しました。
外気浴の適切な温度は15~25℃程度ではあるものの、ととのうための最適な温度が何度なのかは人によって違います。15℃が適温という人もいれば、25℃が適温という人もいるため、温浴施設に通いながら自分に合った温度を探していくのがおすすめです。
もし「どうしてもととのえない」という方は、外気浴の温度が高いところを選んでみたり、逆に温度が低いところを選んでみたりしながら、ベストマッチなサウナ施設を見つけていってください。
お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。では、ひとっととのい、いきましょう!
- 『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇/ダイヤモンド社
- 『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』カリタ・ハルユ/東洋経済新報社
- 『サウナ語辞典』草彅洋平+AMAMI/誠文堂新光社
本日もお疲れ様でした。当メディアはサウナを愛するすべての人を応援しています。サウナをもっと知りたい方は、ほかの記事も覗いてみてください!
ちょっとでも学びがあったら、ぜひSNSで共有してもらえると嬉しいです。ではまた、次の記事でお会いしましょう!
なお、より盤石の体制でととのいたい方は、サウナ情報を体系的にまとめている次の記事もご覧いただけると幸いです。整い方や入り方をはじめ、サウナの気になる情報をまとめています。
※本記事は、温泉ソムリエ&サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ筆者による「健康情報の一般的な解説」であり、診断や治療を目的としたものではございません。体調に不安のある方は、まず専門医にご相談を。
















