水風呂の楽しみ方|冷気をより楽しむ方法

水風呂の楽しみ方|冷気をより楽しむ方法

水風呂は、楽しみ方を知ることで一段と楽しくなるものです。水風呂を楽しむ方法さえわかれば、冷浴も格段に楽しめるようになるはずです。そこで、この記事ではサウナに毎週通う私が実践している水風呂のコツをいくつかご紹介します。

今回は「水風呂の楽しみ方」をテーマに、冷気をより楽しむ方法、初心者さん・常連さんが気になるQ&Aまでわかりやすく解説します。

当記事は、温泉ソムリエ×サウナ・スパ健康アドバイザー×世界26カ国訪問×ライター歴12年の筆者の経験や調査をもとにまとめています。記事末には、参考文献も掲載中です。

はるまる

「水風呂が苦手」という人もご安心ください。無理に楽しもうとする必要はないため、自分に合った楽しみ方を探してみましょう。

ぴちどん

水風呂を楽しめない人も大丈夫。無理に好きになる必要はありません。

目次

水風呂は無理のない範囲で楽しもう!

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水風呂は、温冷交代浴において重要な身体を冷やす工程の1つです。ただ、水風呂は無理のない範囲で楽しむ姿勢が求められます。

まず、前提として「水風呂=我慢するもの・耐えるもの」ではありません。

あくまでも温冷交代浴の一過程として、楽しむためのものです。温冷交代浴は「サウナ⇒水風呂⇒外気浴」という一連の流れが一般的。この入浴法の一工程として、水風呂があります。

工程1工程2工程3
サウナで温める水風呂で冷ます外気浴で休む

重要なのは、自分に合ったペースで冷まし、無理のない範囲で水風呂を楽しむことです。自分なりの水風呂の楽しみ方がわかれば、本当の意味で水風呂を楽しむ方法も見えてきます。

なお、サウナ・水風呂・外気浴の整い方と入り方の全体像は、次の記事をご確認ください。スムーズにととのうためにも、具体的な流れを掴んでおきましょう。

水風呂の楽しみ方【初心者向け】

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水風呂を楽しみたいなら、アウフグース・ロウリュを体験したりウィスキング・ヴィヒタを体験したり、チラー・バイブラを堪能したり冷気を満喫したりするのがベストです。ここからは、水風呂の楽しみ方を解説します。

水風呂を楽しむ極意8選
  • アイスバス・ガッシングシャワーを体験する
  • アヴァント・グルシンを体験する
  • 環境・空間の違いを味わう
  • 水温の違いを噛み締める
  • 自分の身体の変化に集中する
  • 自身の心の声と対話する
  • チラー・バイブラを堪能する
  • 冷気を満喫する

アイスバス・ガッシングシャワーを体験する

水風呂の主な楽しみ方の1つが、アイスバスやガッシングシャワーです。

  1. アイスバス:水風呂内に大量の砕氷を浮遊させて一気に身体を冷ます入浴法のこと
  2. ガッシングシャワー:桶シャワーによる大量の冷水で体感温度を瞬時に低くする入浴法のこと

アイスバスもガッシングシャワーも、水風呂の冷たさを最大限に引き出してくれるものです。どちらも体感温度が効率的に下がるため、強烈な冷たさを求める人にぴったり。個人の感想にはなってしまうものの、私はアイスバスやガッシングシャワーがあったほうがととのえます。

水風呂の本格的な冷気を楽しみたい人にとっては、重要な体験価値の1つといえます。

アイスバスとガッシングシャワーは、水風呂のメインイベント的存在◎

アヴァント・グルシンを体験する

水風呂のもう1つの代表的な楽しみ方といえば、アヴァントやグルシンです。

  1. アヴァント:穴を開けた氷風呂(0℃前後)で身体をクールダウンする入浴法のこと
  2. グルシン:一桁台の水風呂(10℃未満)で見られる単位のこと

アヴァントやグルシンは、サウナーにとって特別な思い出になりやすいです。体験自体がサウナでの経験として蓄積される。必ずやるべきとはいいませんが、私自身は、アヴァントやグルシンならではの刺激も水風呂の醍醐味だと思っています。

水風呂の奥深さを追求できる、本場仕込みの楽しみの1つといえます。

アヴァントとグルシンは、水風呂のサブクエスト的存在◎

環境・空間の違いを味わう

水風呂は、世界に1つとして同じものがありません。

似たような水風呂でも、視点を変えると別の魅力が見えてきます。実際に、水風呂という環境や空間の演出(色・音・香り・眺め・光)1つとっても温浴施設によって異なります。

そんなサウナ施設ごとの工夫を味わうのもまた一興です。こと水風呂においては、施設ならではの浴槽をはじめ外観や内装、設備や動線へのこだわりに目を向けてみるのも楽しいです。

水温の違いを噛み締める

水風呂では、水温の感じ方も毎回変わります。施設側が水風呂の水温を一定に保っていても、当日のコンディション次第で冷たく感じたり、ぬるく感じたりするのが一般的です。

だからこそ、状況ごとに試行錯誤してみるのも楽しいものです。今日は今日の入り方、明日は明日の入り方という具合に、体調に合わせて対応するのもまた一興といえます。

常に同じ工程を再現しなくても、問題はありません。

自分の身体の変化に集中する

水風呂での身体の変化に集中しながら、冷浴を楽しむのも通でしょう。

汗の量、呼吸による肺の動き、心臓の脈、皮膚への刺激……1つ1つの変化に意識を向けると、水風呂によって身体がどうなるかを実感できます。ありのままの状態を受け入れるのも、水風呂の風流な楽しみ方です。

身体の塩梅を自ら保てるのが最善◎

自身の心の声と対話する

水風呂では、心の声と対話しながら楽しむのも雅ではないでしょうか。

1日の嬉しかったこと、悲しかったこと……水風呂の中で感情を吐き出しながら心の声と向き合うことで、騒がしかった脳内が徐々に整理されていきます。心の中で「頑張っているな、私」と優しい言葉をかけてあげるのも、水風呂の優雅な楽しみ方です。

心の機嫌を自ら取れるのが最良◎

チラー・バイブラを堪能する

水風呂の中核部分を担うチラーやバイブラを堪能することもお忘れなく。

水風呂は、チラーやバイブラごとに冷まし加減が変わります。施設がこだわり抜いたチラーやバイブラは“冷気の個性”を生む装置。ゆえに、余すところなく楽しみたいところです。

冷気を満喫する

あとは、水風呂の冷気を満喫するだけ。

ありのまま、ただ「冷たい」という感覚を受け入れてみてください。自分が何を思い、どう感じているかに意識を向け、水風呂の冷たさに集中する……いわばマインドフルネスのように、今ある感覚に没頭しましょう。

なお、水風呂の楽しみ方とあわせて正しい入り方や適切な温度のご確認もお忘れなく。

水風呂の冷気をより楽しむ方法【常連向け】

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水風呂をより楽しむには、“推し水風呂”を見つけたり、「気持ち良い」と声に出してみたりするのがベストです。ここでは、水風呂の冷気をより楽しむ方法を解説します。

水風呂の冷気を何倍も楽しむ秘訣4選
  • “推し水風呂”を見つける
  • 「気持ち良い」と声に出してみる
  • 体調に合わせて適宜調整する
  • 腹式呼吸を意識する

“推し水風呂”を見つける

水風呂をより楽しむためには、“推し水風呂”との出会いが欠かせません。

「ここの水風呂は何度も入りたくなる」と思えるようなお気に入りの温浴施設があるだけで、通うのが楽しくなるはずです。自分好みの水風呂がわかれば、それを基準にサウナ施設を厳選できるようになり、さらにモチベーションがアップします。

自分だけの“推し水風呂”ランキングを作ってみても楽しいかも◎

「気持ち良い」と声に出してみる

水風呂をより楽しむ方法として私も実践しているのが、「気持ち良い」と声に出してみるというもの。

実際に、小声で「気持ち良い」と口にすることで、自分を包み込む心地良さに意識を向けやすくなります。ただ、施設にはほかの利用者もいるため、大声で叫ぶのは避けたいところです。

自身の自己暗示だけで、サウナがより楽しくなることも◎

体調に合わせて適宜調整する

水風呂に慣れてきたら、体調に合わせて適宜調整するのもありです。

たとえば、水風呂の浴槽に座るときにあぐらや体育座りをしてみたり、当日のコンディションによって座る位置や分数を変えてみたり。特に疲れている日は、湯口付近ではなく湯口遠方を選び、辛くなる前に出るといった柔軟な対応が求められます。

毎回同じ工程でととのおうとするのではなく、臨機応変に。具合が悪い日は無理をせず短く、調子が良い日でも長くなりすぎないようお気を付けください。

腹式呼吸を意識する

水風呂では、腹式呼吸を意識するのがおすすめです。

腹式呼吸は焦りや苛立ちを鎮め、心身の緊張をほぐしてくれる水風呂と相性抜群の呼吸法の1つ。ゆっくりと息を吸って吐くことで、出るタイミングも冷静に判断できます。

苦しい場合は、無理をせずすぐに出ましょう。

なお、マナーが気になって集中できない人は、次の記事も一緒にチェックしておくと安心かもしれません。

水風呂が楽しくないときの対応策

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水風呂は、工夫次第で楽しむことが可能です。次に、水風呂が楽しくないときの対応策を解説します。

水風呂を楽しめないときの対処法
  • いつもと違う水風呂を試す
  • ととのいの工程として考える
  • 無理に楽しもうとしない

いつもと違う水風呂を試す

水風呂が楽しく思えなくなったら、いつもと違う水風呂を試すのが良いです。

施設が変われば、水風呂も変わる。

シングル水風呂からダブル水風呂まで、温浴施設によって色んなものがあるため、別のサウナ施設に行くのもあり……むしろ、初めての施設のほうが新鮮な気持ちでととのえることがあります。

マンネリ化させないよう工夫してみるのもあり◎

ととのいの工程として考える

「水風呂=過酷な苦行」に感じる人は、ととのいの工程の1つと考えてみてください。あくまでも水風呂はととのうまでの助走であって、我慢して耐えることが目的ではありません。決して無理はせず、自分に合う水風呂で冷ますようにしましょう。

リラックスして冷ませる程度の水風呂がおすすめ◎

無理に楽しもうとしない

水風呂では、無理は禁物です。

これはもうサウナーの共通認識といっても過言ではありません。そもそも水風呂は無理して楽しもうとして楽しめるものではないため、コンディション的に無理そうな場合はインターバルを多くしたり、セットを少なくしたりと柔軟に対応するのがベスト。

なお、次の記事で外気浴の正しい整い方、楽しみ方も参考にしておくことで、より楽しみながらととのえるようになります。

水風呂が楽しくなるグッズ

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サウナグッズは、水風呂での衛生面や快適性を一定に保ち、楽しむ余裕を生んでくれるアイテムです。次の項目では、水風呂が楽しくなるグッズを解説します。

水風呂を楽しめるようになるアイテム
  • サウナウォッチ
  • サウナタオル
  • テントサウナ

サウナウォッチ

水風呂での体調管理に欠かせないアイテムが、サウナウォッチです。

製品によっては、アプリと連携してサ活を記録したり身体の変化を数値でモニタリングしたりできるほか、タイマー付きやバイブレーション付きのものを活用すれば、タイミング管理の補助にもなります。

データを重視する人に最適◎

サウナタオル

水風呂の万能グッズとして知られているのが、サウナタオルです。

「汗・お湯・水を拭く」「頭を覆う」「陰部を隠す」「お尻に敷く」「顔に巻く」「髪や肌を守る」など、さまざまな入浴シーンで使用できます。息苦しさもある程度防いでくれるため、冷気を楽しむ余裕が生まれます。

衛生面や快適性の観点から見ても、1枚あると安心です。

ユーザビリティを重視する人に最適◎

テントサウナ

テントサウナがあれば、自然の中で水風呂を楽しめます。

施設で楽しむ水風呂も素敵ではあるものの、特別なロケーションでの冷浴もまた素晴らしいものです。ただ、自然が相手となるため、気象情報や現地事情の把握はもちろん気温にも十分な注意が必要となります。

なお「どのような服装で行けばいいの?」「どんな持ち物を持っていけばいいの?」はたまた「どう選ぶの?「どう使うの?」と悩む人は、次の記事も参照しておくと安心です。

水風呂の楽しみ方のQ&A

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最後に、水風呂の楽しみ方のQ&Aとして、よくある質問をまとめました。

水風呂が楽しめない人の特徴は?

水風呂自体が苦手な人は、あまり楽しめないと思います。冷浴という行為自体が億劫な人も、苦痛に感じやすいです。

水風呂が楽しめなくなる原因は?

極度のストレスや疲労など心身に余白がないときは、水風呂を楽しめないかもしれません。冷浴を楽しむためには、心身の余裕が欠かせません。

水風呂で我慢できないんだけど?

無理に我慢しようとしなくても大丈夫です。我慢できるかどうかは人それぞれ。むしろ「これでもか」と追い込むほど、逆にととのえなくなることがあります。

水風呂で耐えたほうがととのえる?

無理に耐えようとする必要はありません。耐えることよりも体調に合わせることのほうが重要です。具合が悪いときは無理をせず、中止する勇気が求められます。

水風呂はカットしても問題ない?

必要に応じてセット数を増やしたり減らしたりしても、問題はありません。施設の状況や自分の体調に合わせて、楽しめる範囲で調節してください。くれぐれも無理はしないようにしましょう。

なお、水風呂全般のガイドを知りたい方は、水風呂ページもあわせてご覧いただけると幸いです。次のページでは、サウナーに役立つ情報を体系的に学べます。

まとめ

今回は、水風呂の楽しみ方、冷気をより楽しむ方法、Q&Aを解説しました。

水風呂を楽しめるかどうかは、工夫次第かつ当日次第でもあります。水風呂の楽しみ方に正解も不正解もありません。むしろ、無理に楽しもうとすると逆に楽しめなくなってしまうため、要注意です。

一方で、楽しむ方法さえわかれば、水風呂をより楽しめます。そのため、まずは自分なりの楽しみを見つけること。これが本当の意味で水風呂を楽しむコツです。あまり複雑に考えず、シンプルに「楽しもう」という気持ちで利用してみてください。

お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。では、ひとっととのい、いきましょう!

参考文献
  • 『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇/ダイヤモンド社
  • 『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』カリタ・ハルユ/東洋経済新報社
  • 『サウナ語辞典』草彅洋平+AMAMI/誠文堂新光社
はるまる

本日もお疲れ様でした。当メディアはサウナを愛するすべての人を応援しています。サウナをもっと知りたい方は、ほかの記事も覗いてみてください!

ぴちどん

ちょっとでも学びがあったら、ぜひSNSで共有してもらえると嬉しいです。ではまた、次の記事でお会いしましょう!

なお、より安心してととのいたい方は、サウナ情報を体系的にまとめている次の記事もご覧いただけると幸いです。整い方や入り方のほか、温冷交代浴のテクニックをまとめています。

※本記事は、温泉ソムリエ&サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ筆者による「健康情報の一般的な解説」であり、診断や治療を目的としたものではございません。体調に不安のある方は、まず専門医にご相談を。

明日も頑張れますように!
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