【サウナ用語】ヴィヒタとは?意味や定義・語源や由来

【サウナ用語】ヴィヒタとは?意味や定義・語源や由来

ヴィヒタとは、「白樺(バーチ)から作る若い枝葉の束」のことです。ととのい図鑑風にいえば「森の恵みを生身で味わうための道具」といえるでしょう。しかし、「結局ヴィヒタって何?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

今回はサウナ用語の「ヴィヒタとは?」をテーマに、意味や定義、語源や由来、サウナ初心者さん・常連さんが気になる関連用語やQ&Aをわかりやすく解説します。

当記事は、温泉ソムリエ×サウナ・スパ健康アドバイザー×世界26カ国訪問×ライター歴12年の筆者の経験や調査をもとにまとめています。記事末には、参考文献も掲載中です。

はるまる

実は、ヴィヒタにも明確な意義があります。

ぴちどん

そういえば、これまでヴィヒタが具体的に何を指すのか、ちゃんと考えたことなかったです!

目次

ヴィヒタとは?

ヴィヒタとは、一般的に「白樺(バーチ)から作る若い枝葉の束」のことです。まずは、ヴィヒタがどのようなものを指すのかを解説します。

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ヴィヒタは、白樺の若い枝葉を束ねて作られるフィンランド発祥のサウナ道具です。

主にサウナ室に吊るして爽やかな香りを楽しんだり、手に持って身体を叩いたり撫でたりすることで、汗をかきやすくするために使用されます。白樺特有の香りによる癒し効果のほか、次のような役割も期待できます。

  1. 血行の促進
  2. 自律神経の調整
  3. 新陳代謝の向上
  4. ストレス解消
  5. 疲労回復

ヴィヒタは単なる飾りではなく、皮膚に刺激を与えて発汗を促進するセルフケアツールです。皮膚の殺菌や消臭、引き締めのほか保湿にもつながるため、健康や美容の維持にも役立ちます。

なお、現地ではボディケアの一環として日常的に取り入れられており、日本でも徐々に認知されてきたところです。

ヴィヒタの意味や定義

ここからは、ヴィヒタの意味や定義を解説します。何を指した言葉なのかを知ることで、サウナの全体像がより明確になるはずです。

ヴィヒタは、「白樺の若葉を束ねて作ったサウナ入浴用の道具」です。

フィンランドでは、単に道具を指すこともあれば、入浴まで含むこともあります。ヴィヒタで身体をととのえること全般をいうこともあり「植物の生命力を身体に吸収し、心身を浄化するためのもの」とされています。

日本では、自家製ヴィヒタを常備した温浴施設も登場するなど、サウナ施設のセンスが問われる道具です。

時期や地域により、ほかの広葉樹や針葉樹を使用したヴィヒタもあります。いずれも「天然のハーブ」としての側面があり、化学的な芳香剤とは一線を画す濃厚で芳醇な香りが特徴です。

はるまる

私は「ヴィヒタ=自然と一体化するための神器」だと思っています。

ぴちどん

いうなれば「サウナ室を北欧の森に変えてくれる宝具」なのです。

ヴィヒタの語源や由来

ここでは、ヴィヒタの語源や由来を解説します。どのような経緯で生まれた言葉なのかを知ることで、サウナの奥深さをより肌で感じられるはずです。

ヴィヒタは、「vihta」というフィンランド語が起源です。

主にフィンランドの西部で使われる言葉で、東部では「ヴァスタ」という表現が用いられることもあります。現地のラップランドには、白樺が自生しており、しなやかで扱いやすく香りにも優れていることからサウナとの相性が非常に良い植物として重宝されています。

近年では、健康や美容への影響にも注目が集まっており、日本のみならず世界中のサウナーに認められている伝統の1つです。

6月頃に加工されるヴィヒタは、「幻のヴィヒタ」とされます。なぜなら、夏至祭のシーズンに製造されるフレッシュヴィヒタこそ、1年で最も香りが立つ特別なものだからです。

はるまる

ヴィヒタは、サウナの文化と歴史が凝縮した神聖な道具なんですよね。

ぴちどん

あの香りを嗅ぐだけで、一瞬でラップランドの森にワープしたような気分になれるのは、道具自体に生命が宿っているからなのかもしれません!

ヴィヒタの関連用語

次に、ヴィヒタの関連用語をいくつかまとめました。サウナーさん同士の会話でよく登場する単語を押さえて、さらなるサウナライフをお楽しみください。

ヴィヒタに関するワード
  • 温冷交代浴
  • サウナ
  • 熱波
  • 熱波師
  • ロウリュ
  • アウフグース
  • ウィスキング

温冷交代浴

温冷交代浴とは、温かい刺激と冷たい刺激を交互に与え、自律神経をととのえる入浴法のことです。温浴と冷浴で温度差を生みつつ、適度に休憩を挟むことで自律神経が半強制的にリセットされ、いわゆるととのいにつながります。

温冷交代浴の詳細は、次の記事をチェック!

サウナ

サウナとは、80~100℃の熱で身体を温める温浴法のことです。水風呂と組み合わせることで、血管が開いたり閉じたりを繰り返し、血行の促進や自律神経の調整につながります。

サウナの詳細は、次の記事をチェック!

熱波

熱波とは、サウナ室で発生した熱い空気を送り届ける行為のことです。

熱波の詳細は、次の記事で解説しています。

熱波師

熱波師とは、サウナ室で発生した熱い空気を送り届ける職人のことです。

熱波師の詳細は、次の記事で解説しています。

ロウリュ

ロウリュとは、熱したサウナストーブ(サウナストーン)に水をかけて蒸気を発生させる工程のことです。

ロウリュの詳細は、次の記事で解説しています。

アウフグース

アウフグースとは、ロウリュの熱気をうちわやタオル、ブロワーなどで仰ぐパフォーマンスのことです。

アウフグースの詳細は、次の記事で解説しています。

ウィスキング

ウィスキングとは、ヴィヒタで身体を叩いたり撫でたりするリラクゼーションのことです。

ウィスキングの詳細は、次の記事で解説しています。

ヴィヒタの言葉のQ&A

Q&A

最後に、ヴィヒタの言葉のQ&Aとして、よくある質問をまとめました。一緒に疑問を解決していきましょう。

ヴィヒタの英語表記って?

ヴィヒタは英語で「vihta」と表記できます。

ヴィヒタは何語なの?

ヴィヒタはフィンランド語です。

トウヒやナラとの違いは?

爽やかな香りが特徴の白樺と比べ、トウヒ(スプルース)やナラ(オーク)は、ウッディーかつスモーキーな香りが特徴。豪州のサウナでは、メンソールのような香りが特徴のユーカリが使用されることもあります。樹種ごとに肌当たりも変わるため、好みに合わせて使い分けるのも楽しみの1つです。

なお、ヴィヒタ以外の用語も知りたい方は、用語辞典まとめページもあわせてご覧いただけると幸いです。次のページでは、サウナーさんが覚えておきたい言葉を体系的に学べます。

まとめ

今回は、ヴィヒタとは何か、意味や定義、語源や由来、関連用語、Q&Aを解説しました。

ヴィヒタとは、「白樺(バーチ)から作る若い枝葉の束」のことです。ととのい図鑑風にいえば、「森の恵みを生身で味わうための道具」といえます。

温冷交代浴・サウナ・熱波・熱波師・ロウリュ・アウフグース・ウィスキングと並んで知っておきたい大切なワードとなるため、ぜひセットで覚えておいてください。

お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。では、ひとっととのい、いきましょう!

参考文献
  • 『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇/ダイヤモンド社
  • 『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』カリタ・ハルユ/東洋経済新報社
  • 『サウナ語辞典』草彅洋平+AMAMI/誠文堂新光社
はるまる

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ぴちどん

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※本記事は、温泉ソムリエ&サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ筆者による「健康情報の一般的な解説」であり、診断や治療を目的としたものではございません。体調に不安のある方は、まず専門医にご相談を。

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