サウナ前のお風呂・シャワーの洗体マナー|所作・配慮のルール

サウナ前のお風呂・シャワーの洗体マナー|所作・配慮のルール

サウナ前のお風呂・シャワーで、どんなマナーを守ればいいのか迷った経験はありませんか。温浴施設では、ちょっとした思いやりが大切です。一方、洗い方のルールはわかっていても「何がマナー違反・迷惑行為なのか」までは意外と知られていません。

今回は「サウナ前のお風呂・シャワーの洗体マナー」をテーマに、所作・配慮のルール、初心者さん・常連さんが気になるQ&Aまでわかりやすく解説します。

当記事は、温泉ソムリエ×サウナ・スパ健康アドバイザー×ライター歴12年の筆者の経験や調査をもとにまとめています。参考文献は、記事末に掲載中です。

はるまる

お風呂・シャワーでの美しい一挙一動は、自分だけでなく周囲の方みんなを幸せにします。

ぴちどん

ちょっとの挙動が、整えるかどうかに影響するんですよね!

目次

なぜサウナ前のお風呂・シャワーで配慮が必要なのか

お風呂/シャワー

サウナ前のお風呂・シャワーのマナーは、衛生面や快適性を保ち、自分と周囲が安心して整うためのものです。まずは、なぜサウナ前のお風呂・シャワーで配慮が必要なのかを解説します。

お風呂・シャワーで洗うときにマナーを守る理由
  • 衛生面や快適性を保つため
  • 自分と周囲が安心して整うため
  • 非常識な行動を避けるため

衛生面や快適性を保つため

お風呂・シャワーでは、衛生面や快適性を保つ意識が大切です。

洗い場でのマナー違反は周りに伝染しやすく、「迷惑行為をしてもお構いなし」という空気が充満する原因となります。

1人の行動が、施設全体の雰囲気を損なうため、十分ご注意ください。なお、使用したシャワーヘッドやホースも所定の位置に戻すようにしましょう。

自分と周囲が安心して整うため

自分と周囲が安心して整えるようにするためにも、お風呂・シャワーでのマナーは欠かせません。

洗い場は、自分だけの憩いの場ではなく、周囲との距離が密接になる空間。ゆえに、泡が飛んできたり水がかかったりして、整えなくなることも珍しくありません。

現場でのモヤモヤが積み重なると、整いにくくなります。逆に、配慮された環境では自然と心身も落ち着き、安心して“ととのい”やすいです。

非常識な行動を避けるため

サウナ施設では、非常識な行動を避ける意味合いでもマナーが不可欠です。

たとえば、次のような「何気ない行為」がトラブルに発展することがあります。

  1. 洗い場を自宅のように占領する
  2. お湯を出しっぱなしにする
  3. 使ったものを放置する

こうした行為は、本人は普通のつもりでも、周囲から見ると迷惑になっているケースが珍しくありません。

マナー違反は、指摘されない限り「間違っていない」と思い込んでしまうのが厄介です。マナーを守ることは、それらの迷惑行為を未然に防ぐためのものといえます。

はるまる

マナーは「ちょっとした思いやり」だけでも十分です。

ぴちどん

マナーと聞くと「強制されるもの」と捉えがちだけど、次の方が安心して使えると思えば、自然と守りたくなりますよね。

サウナ前のお風呂・シャワーの洗体マナー【初心者・常連向け】

サウナ前のお風呂・シャワーでは、かけ湯で汚れを落とす、お湯を飛び散らせない、場所取りをしないなどが基本マナーです。ここからは、サウナ前のお風呂・シャワーの洗体マナーを解説します。

お風呂・シャワーの6つのコンプライアンス
  • かけ湯で汚れを落とす
  • お湯を飛び散らせない
  • 石鹸を流し忘れない
  • 私物を散らかさない
  • 場所取りをしない
  • 湯船を汚さない

かけ湯で汚れを落とす

浴室に入ったら、まずはかけ湯をするのがサウナーさんの嗜みです。

いきなり身体を洗うのではなく、「足先⇒下半身⇒手先⇒上半身」の順に汚れを落とすのが基本となります。結果として、次のような恩恵が得られます。

  1. 周囲への飛び散りを防げる
  2. 皮膚表面のゴミを落とせる
  3. 湯温に身体を慣らせる

かけ湯は、マナーであると同時に、安心して温冷交代浴を行うためのもの。

なお、サウナ前のお風呂・シャワーの正しい洗い方ガイドは、次の記事をご覧いただけると幸いです。

お湯を飛び散らせない

洗い場に備え付けのシャワーヘッドやホースは、扱いを間違えるとお湯が飛び散ります。

よくあるのが、周囲への水しぶきによるトラブルです。「隣にお湯を飛び散らせた」となると思わぬトラブルになる可能性があるため、次のように扱うと安心です。

シャワーヘッドホース
上ではなく下に向けて方向を調整する強ではなく弱で水圧・水量を調整する

また、音を響かせないようにする、床を濡らさないようにすることもマナーといえます。

石鹸を流し忘れない

身体を洗い終えたら、石鹸の流し忘れがないか一度ご確認ください。

石鹸を流し忘れると、椅子や風呂桶がぬるぬるして不快感につながります。床のぬめりによって転倒などの事故にもつながるため、全体を水で流してから立ち去るのがベストです。

「自分の痕跡は残さない」という感覚を大切にしましょう。

私物を散らかさない

私物を散らかすのも、サウナ施設では厳禁

散乱した私物が、動線を邪魔してしまうため、元の位置に戻すことを徹底してください。通路を塞がない、不要なものは持ち込まないといった配慮も忘れないようにしましょう。

場所取りをしない

洗い場のキープ、いわゆる場所取りは代表的なマナー違反の1つです。

短時間でも荷物を置いて立ち去ったり、何もせずに長時間座り込んだりするのは迷惑行為と捉えられます。

湯船を汚さない

湯船を汚すのも、サウナ施設では要注意

「下茹で」「湯通し」のときは、タオルを入れないようにしてください。湯舟で泳いだり、潜ったりするのも避けましょう。

なお、サウナ・水風呂・外気浴の禁止事項&注意点の全体像を把握したい方は、次の記事でチェック!

サウナ前のお風呂・シャワーの所作・配慮のルール

サウナ前のお風呂・シャワーでは、化粧落とし・歯磨き・髭剃りはOKとされる一方、毛染め・痰吐き・洗濯はNGです。ここでは、サウナ前のお風呂・シャワーの所作・配慮のルールを解説します。

お風呂・シャワーで迷惑にならないためのモラル
  • 洗い場でのOK行為リスト
  • 洗い場でのNG行為リスト

洗い場でのOK行為リスト

洗い場では、次の行為はOKとされていることが多いです。

OKな行為OKな理由
化粧落とし洗体の一環であるため
歯磨き
髭剃り

一方で、どの行為も周囲に配慮して行うことが前提となります。

洗い場でのNG行為リスト

洗い場では、以下の行為は少なくともNGとされています。

NGな行為NGな理由
毛染め悪臭・汚損につながるため
痰吐き周囲に嫌悪感を与えるため
洗濯本来の用途ではないため

以上で挙げたものは、どれも即時退場や出入り禁止につながる行為です。

はるまる

私も、迷惑にならない範囲で歯磨きや髭剃りをすることがありますよ。

ぴちどん

毛染めや痰吐きに関しては、誰もしていないと信じたいですね。

シーン別のお風呂・シャワーでやってはいけないこと

混雑時は、特に洗い場の奪い合い・横取り、キャパオーバーでの待ち、荷物置き場の不足などのトラブルが頻発しやすいです。次に、シーン別のお風呂・シャワーでやってはいけないことを解説します。

お風呂・シャワーの禁忌行為・注意事項
  • 混雑時に起こりやすいトラブル
  • サウナグッズの扱いによるトラブル
  • 初心者によくあるマナー違反
  • 常連によくある迷惑行為

混雑時に起こりやすいトラブル

混雑時は、席の空き状況や収納スペースに関するトラブルが起こりやすいです。

  1. 席の奪い合い・横取り
  2. 荷物置き場の不足
  3. 待ちの発生

洗い場が混んでいるときほど、気持ち早めに席を譲る意識を持つだけでお互いの摩擦も避けられます。

■「サウナが混雑する時間帯」記事は準備中

サウナグッズの扱いによるトラブル

洗い場でサウナタオルやサウナハットを使用する場合、取り扱いに注意が必要です。

  1. サウナグッズによる洗い場の占拠
  2. 使い捨てサウナグッズの放置

トラブルを避けるためには、置きっぱなし・使いっぱなしにしないことが基本となります。

初心者によくあるマナー違反

サウナ初心者さんは、一部の工程を省略するカットやスルーが見受けられます。

かけ湯をせずに、お風呂・シャワーに向かう方も珍しくありません。一度、施設の案内図を見て、移動先を決めてから動くと安心です。

常連によくある迷惑行為

サウナ常連さんは、一部の設備を独占する固定化や私物化が目立ちます。

自らのサイクルに固執するあまり、周りが目に入っていない方も……。慣れてくると身勝手なルーティンになりやすいからこそ、定期的に立ち振る舞いを見返すと安心です。

これで、迷惑をかけずに“ととのい”の土台を作れます。なお、次の記事でサウナの温浴マナー、そして所作・立ち振る舞い・配慮のルールも一度確認してから1周目に進むのがおすすめです。

お風呂・シャワーのマナーのQ&A

Q&A

最後に、お風呂・シャワーのマナーのQ&Aとして、よくある質問をまとめました。

サウナ前のお風呂・シャワーはいつまで使っていい?

時間に決まりはありませんが、混んでいるときは短時間で済ませるのが基本マナーです。空いているときも、長時間の利用は避けることが求められます。

サウナ前の洗顔・洗髪はどこで行ったらいい?

洗い場で行うことが求められます。指定の場所以外では行わないのが、基本ルールです。

施設が混んでいるときのマナーはどうする?

次の動線を予想しながら、譲り合うのがマナーです。行ったり来たりせず、動線の流れを重視することが求められます。

施設が空いているときのルールはどうなる?

待ち人数にかかわらず、決まりを守るのがルールです。焦ったり急いだりせず、施設の定めを遵守することが求められます。

迷惑をかけてしまった場合は?

故意ではなかったとしても、まずは謝るのがサウナーさん同士の流儀です。謝罪せずに立ち去ると余計なトラブルになる可能性があるため、素直に「すみません」と声をかけます。

なお、お風呂・シャワー全般のマナーを知りたい方は、お風呂・シャワーページもあわせてご覧いただけると幸いです。次のページでは、サウナーさんに役立つ情報を体系的に学べます。

まとめ

今回は、サウナ前のお風呂・シャワーの洗体マナー、所作・配慮のルール、Q&Aを解説しました。

サウナ前のお風呂・シャワーでは、マナーを守ることが“ととのい”に直結します。温浴施設に行くのが初めてだと「所作・配慮はどうすれば……」と不安になるかもしれませんが、礼儀作法さえわかっていれば安心です。

むしろ、温冷交代浴で整うなら、サウナ前の洗い方のルールを熟知しておくことは必須。だからこそ、当記事を何度も読み返して「恥をかかない立ち振る舞い」を身につけてみてください。

お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。では、ひとっととのい、いきましょう!

参考文献
  • 『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇/ダイヤモンド社
  • 『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』カリタ・ハルユ/東洋経済新報社
  • 『サウナ語辞典』草彅洋平+AMAMI/誠文堂新光社
はるまる

本日もお疲れ様でした。当サイトはサウナを愛するすべての人を応援しています。サウナをもっと知りたい方は、ほかの記事も覗いてみてください!

ぴちどん

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サウナ・水風呂・外気浴という言葉を知りたい方、サウナの起源・発祥の地を学びたい方は、次の記事も一緒にチェックしてみませんか?

明日も頑張れますように!
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