サウナマット選びでは、遮熱性や断熱性、伸縮性や弾力性が重要です。お尻に敷いて使用するサウナシートは、熱から臀部を守りたいときに頼りになる道具。安心してととのうためには、自分に合ったサウナ座布団が欠かせません。
今回は「サウナマットの選び方」をテーマに、サウナシート選びのポイントとステップ、初心者さん・常連さんが気になるQ&Aまでわかりやすく解説します。
サウナマットとの相性次第で、ととのい具合も変わります。
「見た目が気に入った」という理由でサウナシートを選ぶ人もいるものの、十分に吟味してから購入したほうがととのいやすいですよね!
サウナマットが活躍する場面


サウナマットを選ぶためには、具体的にどのような場面で役立つのかを覚えておくと安心です。まずは、サウナマットが活躍する場面を解説します。
サウナシートは、以下のようなシーンで活躍します。
- お尻のクッション性向上を求めているとき
- 抗菌・防臭による安全管理を求めているとき
- 遮熱・断熱による危険回避を求めているとき
- 脱水症状・熱中症の防止をしたいとき
- のぼせの防止をしたいとき
以上のようにサウナシートがあると、おしゃれも体調管理もお手の物です。「まずは形から……」と考えている駆け出しサウナーにとって、サウナ座布団は初期装備の1つ。うまく活用すれば、無理せずととのうことが可能です。
抗菌・防臭による安全管理から遮熱・断熱による危険回避、さらには脱水症状や熱中症、のぼせ対策にも◎
なお、サウナマットの活用術は、次の記事で詳しく解説しています。
■「サウナマットの使い方」記事は準備中
サウナマットの選び方で知っておきたいこと


サウナマットを選ぶ前に、事前情報を仕入れておくのとおかないのとでは雲泥の差です。次に、サウナマットの選び方で知っておきたいことを解説します。
サウナシートに関しては、前提として次のことを理解しておきたいです。
- 温浴施設ではサウナグッズを衝動買いしやすい
- サウナ施設によっては借りられることがある
- サウナ専用のものは使い道が限られる
温浴施設で限定販売されているサウナシートは、サウナーならつい衝動買いしても仕方ありません。むしろ店頭販売限定のものは「実際に訪れた証(サ歴)」でもあるため、ほかのサウナーへの自慢にもなります。ただ、コレクション以外での目的なら、数枚あれば十分です。
サウナ施設によってはレンタルできるほか、サウナ専用のものは用途が限定されるため、何枚かストックしておくだけで問題ありません。
なお、サウナマットの必要性については、次の記事で詳しく解説しています。
サウナマットの選び方で優先すべき基準


サウナマット選びでは、遮熱性や断熱性、伸縮性や弾力性から選んでいくのがセオリーです。ここからは、サウナマットの選び方で優先すべき基準を解説します。
- POINT1.遮熱性・断熱性
- POINT2.伸縮性・弾力性
- POINT3.サイズ・デザイン
- POINT4.生地・素材
- POINT5.機能・性能
POINT1.遮熱性・断熱性
サウナマット選びで最も重要なのが、遮熱性と断熱性です。
熱を通さない造りかどうかで、ととのうかどうかが決まります。なぜなら、お尻に熱がこもるとサウナからすぐ出ることになり、水風呂と外気浴での温度差が生まれにくくなるためです。温冷交代浴では、ある程度の落差がないとととのえません。
ゆえに、全身均等に蒸されるためにもサウナシートは遮熱性や断熱性が命といえます。
サウナ室は上段ほど高温、下段ほど低温ゆえにお尻が火照ってしまいがち。サウナ専用の敷物があれば満遍なく蒸すことができ、乾燥対策や刺激予防にもなって一石二鳥。
POINT2.伸縮性・弾力性
伸縮性と弾力性もサウナマット選びでは、見過ごせない部分の1つ。
ほかのアイテムと一緒に持ち歩く場合、サウナシートは意外とかさばります。ほかのグッズを圧迫すると容量的に持ち運びにくくなるため、折りたたんでしまえるものがおすすめ。伸縮性や弾力性に優れたものほど、お尻の痛みや蒸れも適度に防げて快適です。
POINT3.サイズ・デザイン
サウナマットは、男女兼用のフリーサイズが主流で、厚めや薄め、大きめや小さめのデザインが各ブランド・メーカーから展開されています。
| 種類 | 寸法 |
|---|---|
| Sサイズ | 約27×37cm |
| Mサイズ | 約34×44cm |
| Lサイズ | 約41×61cm |
私は、お尻全体を覆い尽くせるゆったりしたものが好みです。
また、サウナシートは色や形もさまざまなため、インスピレーションで選ぶのも醍醐味の1つです。赤や青、黄や緑、黒や白などカラーバリエーションもかなり豊富。完全受注生産で手作りしているものはいくつものモチーフがあり、ファッションとしても楽しめます。
POINT4.生地・素材
サウナマットの触り心地に直結するのが、生地と素材です。
| 生地 | 素材 |
|---|---|
| コットン生地 | 綿 |
| フェルト生地 | 羊毛 |
| メッシュ生地 | 化学繊維 |
| リネン生地 | 麻 |
代表的な生地や素材としては、さらっとした肌触りのリネンやふわっとした肌触りのコットンなどがあります。フェルトやメッシュはものによってチクチクすることもあるものの、熱を防ぐ意味では優秀。手入れのしやすさで選ぶなら、EVA樹脂や発泡ポリエチレンのものを推奨します。
洗濯のことも考えるなら、綿よりも麻のほうが乾きやすく、多少濡れても平気です。
POINT5.機能・性能
機能と性能に関しては、とにかくお尻を熱から守れるかどうかが焦点となってくるでしょう。
サウナマットの役目は、熱からお尻を守ることにあります。どれほど見てくれが良くても、熱をすぐに通してしまうようでは、サウナシートとしては不十分です。脱水症状・熱中症・のぼせなどの体調不良を防げないものは、十分とはいえません。
詳しい機能や性能は「サウナマットはいる?いらない?機能と性能・メリットとデメリット」で解説しているため、詳細を確認してから判断してみてはいかがでしょうか?
なお、サウナグッズの選び方や使い方の全体像は次の記事をチェック!
サウナマットの選び方の具体的な工程


サウナマット選びで後悔や失敗をしないためには、購入までのプロセスを明確にしておくのが成功への近道です。ここでは、サウナマットの選び方の具体的な工程を解説します。
- STEP1.お尻を守る重要性を知る
- STEP2.商品の評判を調べる
- STEP3.情報を比較してみる
- STEP4.販売元を精査する
STEP1.お尻を守る重要性を知る
サウナマットを選ぶ段階なら、すでにお尻を熱から守る重要性は把握しているはずですが、もし「まだよくわかっていない」という場合は、役割を理解してから選ぶのがベストです。
主にサウナシートは脱水症状や熱中症、のぼせから身を守るためにありますが、頭部を乾燥や刺激から守ってくれる役割もあります。
無茶せず安心してととのうためには、臀部を重点的に守るべし!
STEP2.商品の評判を調べる
サウナマットは、どの商品も度重なる会議や試作によってより素晴らしいものが開発されている一方、人によって感想は変わります。
同じサウナシートでも敷き心地が良いと感じる方がいれば、使い勝手が悪いと感じる人もいる……ゆえに、商品の評判(口コミ・レビュー)には一通り目を通しておくべきです。
STEP3.情報を比較してみる
価格にばらつきのあるサウナマットは、比べることで予算に合わせて買えます。
- 安価なもの:1,000円以下
- 一般的なもの:2,000円前後
- 高価なもの:3,000円以上
コラボ(各社のタイアップ)で金額が左右されたり、セール(新製品のタイミング)で値段が上下したりすることもあるため、一度「定価でいくらなのか」を確認しておきたいです。一部、SAUNA NOVAなどの高級サウナキャップは、1万円を超えることもあります。
もし選べない場合は、サウナの専門資格を持つ私が作成している「サウナマットのおすすめランキング」で比較することで自分にぴったりのものを購入可能です。
STEP4.販売元を精査する
通販サイトやフリマアプリでサウナマットを注文する場合、販売元にご注意ください。
最近では海外の出品者も多く、不良品でも返品不可などトラブルも少なくありません。実際に、注文したのに「発送されない」「連絡つかない」といった事例もあるため、販売元不明のところからは原則購入してはいけません。購入するなら、所在地や代表者のわかるところからが無難。
もし被害に巻き込まれた場合は、プラットフォーム側に相談し、必要に応じて警察や消費者センターに通報しましょう。
なお、ほかのサウナグッズの選び方は、次の記事からどうぞ。
私の推しサウナシート


サウナシートは色んなタイプやモデルがあるからこそ、「何を買えばいいの?」と迷ってしまいがちです。そこでこのトピックでは、私の推しサウナシートを特別にご紹介します。
……と思ったものの、すべての製品を紹介するとかなりのボリュームになってしまうため、詳しくは「サウナマットのおすすめランキング」をご覧ください。
次の記事ではサウナ初心者さんもサウナ常連さんも納得してサウナシートを購入できるよう温泉ソムリエでありサウナ・スパ健康アドバイザーでもある私が厳選した推しグッズをまとめているため、ぜひご自身にぴったりのものを一緒に見つけましょう。
■「サウナマットのおすすめランキング」記事は準備中
サウナシート選びのQ&A


最後に、サウナシート選びのQ&Aとして、よくある質問をまとめました。
なお、サウナマット全般のグッズを知りたい方は、サウナマットページもあわせてご覧いただけると幸いです。次のページでは、サウナーに役立つ情報を体系的に学べます。
まとめ
今回は、サウナマットの選び方、サウナシート選びのポイントとステップ、Q&Aを解説しました。
サウナマットは、正直どれも優秀です。製品は色んなものがあれど、どれもお尻を守ってくれるアイテムに変わりありません。一方で、適当に選んで後悔することもあるため、失敗しない選び方は知っておきたいところです。むしろ、相性の良い道具があるほど、温冷交代浴も成功しやすくなります。
まずは、遮熱性や断熱性、伸縮性や弾力性はもちろん、サイズやデザイン、生地や素材、機能や性能を比較検討しながら「臀部を熱から守る最高のサウナシート」を選んでみてください。
お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。では、ひとっととのい、いきましょう!
- 『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇/ダイヤモンド社
- 『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』カリタ・ハルユ/東洋経済新報社
- 『サウナ語辞典』草彅洋平+AMAMI/誠文堂新光社
本日もお疲れ様でした。当メディアはサウナを愛するすべての人を応援しています。サウナをもっと知りたい方は、ほかの記事も覗いてみてください!
ちょっとでも学びがあったら、ぜひSNSで共有してもらえると嬉しいです。ではまた、次の記事でお会いしましょう!
なお、より安心してととのいたい方は、サウナ情報を体系的にまとめている次の記事もご覧いただけると幸いです。整い方や入り方のほか、温冷交代浴のノウハウやハウツーをまとめています。
※本記事は、温泉ソムリエ&サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ筆者による「健康情報の一般的な解説」であり、診断や治療を目的としたものではございません。体調に不安のある方は、まず専門医にご相談を。
















