テントサウナの選び方|アウトドアサウナ選びのポイントとステップ

テントサウナの選び方|アウトドアサウナ選びのポイントとステップ

サウナーなら一度は憧れるサウナテント。いわゆるアウトドアサウナは気密性や蓄熱性、運搬性や可搬性で選びたいです。組み立てや持ち運びが億劫になってしまっては本末転倒なため、立てやすさで選ぶのが絶対条件。熱源や収容人数も忘れてはなりません。

今回は「テントサウナの選び方」をテーマに、アウトドアサウナ選びのポイントとステップ、初心者さん・常連さんが気になるQ&Aまでわかりやすく解説します。

当記事は、温泉ソムリエ×サウナ・スパ健康アドバイザー×世界26カ国訪問×ライター歴12年の筆者の経験や調査をもとにまとめています。記事末には、参考文献も掲載中です。

はるまる

テントサウナは、サウナーが一度は夢見るものの、どのように選べばいいかわからず挫折してしまうことがあります。

ぴちどん

逆に選び方さえわかれば、素敵なアウトドアサウナライフが待っている……ということですよね!

目次

テントサウナが活躍する場面

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テントサウナを選ぶためには、具体的にどのような場面で役立つのかを覚えておくと安心です。まずは、テントサウナが活躍する場面を解説します。

アウトドアサウナは、以下のようなシーンで活躍します。

  1. いつでもどこでも設営・設置できる運搬性・可搬性がほしいとき
  2. 温度・湿度を自由に調整できる気密性・蓄熱性がほしいとき
  3. 周囲に気を使わずに済む自由空間を求めているとき
  4. プロ仕様のストーブ・ストーンを求めているとき
  5. ロウリュし放題を求めているとき

以上のようにアウトドアサウナがあれば、サウナーの野望がすべて叶うといっても過言ではありません。こだわり派サウナーでも唸るような設計は、まさに夢の空間。マイサウナでは周りの視線を一切気にする必要もありません。

本格的なストーブやストーンを取り揃え、一心不乱にロウリュしまくるのも◎

なお、テントサウナの活用術は、次の記事で詳しく解説しています。

■「テントサウナの使い方」記事は準備中

テントサウナの選び方で知っておきたいこと

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テントサウナを選ぶ前に、事前情報を仕入れておくのとおかないのとでは雲泥の差です。次に、テントサウナの選び方で知っておきたいことを解説します。

アウトドアサウナに関しては、前提として次のことを理解しておきたいです。

  1. 一定の技術と知識が求められる
  2. 一部のエリアでは使用の許可が求められる
  3. 気象条件によっては使えないことがある
  4. 常設は劣化を進めることがある
  5. 持ち出すのが億劫になる

ほかのサウナグッズは技術や知識がなくても問題ありませんが、アウトドアサウナは別です。

安全管理や危険回避は本人に委ねられるため、一酸化炭素中毒チェッカーや煙突の備えが必須となります。また、直に火を扱うため、消火器や水の備えも求められます。状況によっては使用の許可も欠かせません。

加えて、風速5mを超える強風時は使えず、雨風や紫外線で劣化するゆえに常設もできません。持ち運ぶための移動手段(交通機関・自家用車)も必要なため、具体的なシーンを思い浮かべながら選ぶと安心です。

なお、テントサウナの必要性については、次の記事で詳しく解説しています。

テントサウナの選び方で優先すべき基準

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テントサウナ選びでは、気密性や蓄熱性、運搬性や可搬性から選んでいくのがセオリーです。ここからは、テントサウナの選び方で優先すべき基準を解説します。

テントサウナ選びで優先すべき指標
  • POINT1.気密性・蓄熱性
  • POINT2.運搬性・可搬性
  • POINT3.サイズ・デザイン
  • POINT4.ストーブの種類
  • POINT5.機能・性能
  • POINT6.構造・設計
  • POINT7.利用場面

POINT1.気密性・蓄熱性

テントサウナ選びで最も重要なのが、気密性と蓄熱性です。

自力で立てるアウトドアサウナは、隙間があると内部が熱気で満たされません。また、外部の冷気に熱が奪われることもあるため、気密性や蓄熱性は最優先事項といえます。なお、本体は止水ファスナーや断熱シート、多層式スカートで熱を保てるようになっているものの、張り具合によっては不十分です。

熱を逃がしたくない場合は、出入口や窓を塞げるジッパー付きやマジックテープ付きのものを選ぶことをおすすめします。

全体を密閉するのではなく、一部を開放して空気を循環させる換気口とのバランスが命。

POINT2.運搬性・可搬性

運搬性と可搬性もまた、テントサウナ選びでは重要な指標となります。

主に、河川敷やキャンプ場で使用するアウトドアサウナは、移動させやすさだけでなく設営しやすさも見逃せません。設置する時間や場所によっては、現地まで徒歩で移動しなければいけないこともあるため「持ち出しやすさ=モチベーション」に直結します。現に、持ち運びやすいものほど搬出や搬入も楽です。

機材によっては、一酸化炭素チェッカー・煙突・換気口・ストーブ・ストーン・電源(燃料)・フレーム・ペグ・ベンチ・ロープを含め、総重量(総積載量)が30kgを超えることもあるため、運搬性や可搬性も必見です。

ポップアップ式やワンタッチ式など、組み立てるときのシステムにも注目。

POINT3.サイズ・デザイン

テントサウナは、サイズとデザインで座席配置や収容人数が決まります。

種類寸法
小型サイズ約150~180cm
中型サイズ約200~230cm
大型サイズ約250~280cm

ここでいう小型は1~2人、中型は3~6人、大型は7~8人での利用が基準です。

カップルやデート、ソロやプライベートなら小型、グループやファミリーなら大型をお選びください。定員オーバーで入浴すると窮屈に感じられたり熱源に触れてしまったりするため、スペース(熱源との距離は50cm超が目安)も考慮して余裕のあるサイズを選びましょう。

デザインに関しては、キューブ型やドーム型のアウトドアサウナなど、好みで選んで問題ありません。

POINT4.ストーブの種類

熱源となるストーブは、主に2種類あります。

1つが、電気が持つエネルギーでテント内を温める電気ストーブ、もう1つが、薪を燃やすエネルギーでテント内を温める薪ストーブです。両者のメリットとデメリットは、以下の通りです。

形式長所・短所
電気ストーブ・メリット
煙が出ないため、煙突が不要。火元の管理も不要で、一酸化炭素中毒や酸欠のリスクがない。

・デメリット
やや低火力で低温。ストーンでのロウリュが不可(一部例外あり)。風情や雰囲気が出にくい。
薪ストーブ・メリット
より高火力で高温。ストーンでのロウリュが可(一部例外あり)。風情や雰囲気が出やすい。

・デメリット
煙が出るため、煙突が必要。火元の管理も必要で、一酸化炭素中毒や酸欠のリスクがある。

以上の表でまとめたように、火力やロウリュを重視するなら常連さん向けの薪ストーブ、火元やリスクを重視するなら初心者さん向けの電気ストーブを選ぶと安心。簡易的な設備で足りるなら電気ストーブ、本格的な設備を求めるなら薪ストーブという具合に選ぶのもありかもしれません。

個人的には、現地までのアクセスやロケーションに合わせて選ぶのもありだと思います。

POINT5.機能・性能

テントサウナの選び方では、機能と性能から判断するのも王道といえます。

たとえば、「耐火能力が十分備わっているか」「難燃加工が十分施されているか」は見ておくべきです。なぜなら、入浴中に火の粉が飛び散ることもあるためです。また、「ストーブでのロウリュに対応しているか」といった点も入念に確認しておくと、購入後に後悔することはありません。

詳しいアウトドアサウナの機能や性能は「テントサウナはいる?いらない?機能と性能・メリットとデメリット」で解説しています。

なお、サウナグッズの選び方や使い方の全体像は次の記事をチェック!

POINT6.構造・設計

構造と設計も、テントサウナの選び方としては定番です。

一般的なアウトドアサウナは、本体をはじめ、備品として一酸化炭素チェッカー・煙突・換気口・ストーブ・ストーン・電源(燃料)・フレーム・ペグ・ベンチ・ロープが標準装備(一部の付属品はオプション)されています。何がセットかは、ブランドやメーカーによってもさまざまです。

製品によって、座面の位置や熱源の配置も変わるため、どのような構成か確認しておくことを推奨します。

POINT7.利用場面

複数のシーンでの使用を考えている場合は、利用場面で選んでみても良いかもしれません。

河川敷やキャンプ場でやるのと自宅でやるのとでは、サウナテントの選び方も変わってきます。家でやるなら据え置き型(スタンド・ステイブル型)、外でやるなら持ち運び型(ポータブル・モバイル型)と、うまく選び分けるのがおすすめです。

なお、アウトドアサウナは自然の影響で老朽化することがあるため、放置で使うのには向いていません。

テントサウナの選び方の具体的な工程

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テントサウナ選びで後悔や失敗をしないためには、購入までのプロセスを明確にしておくのが成功への近道です。ここでは、テントサウナの選び方の具体的な工程を解説します。

テントサウナ選びの具体的な順序
  • STEP1.基礎を勉強する
  • STEP2.商品の評判を調べる
  • STEP3.情報を比較してみる
  • STEP4.販売元を精査する

STEP1.基礎を勉強する

サウナ用のテントは、アウトドアの基礎能力さえあれば、扱いはさほど難しくありません。

むしろ、一度立て方や片付け方をマスターしてしまえば、以降はとても簡単です。テントサウナをはじめとするアウトドアサウナは、立てる工程も楽しみの1つ。まずはテントでのサウナを思う存分楽しむためにも、アウトドアの基本を身につけておくことを推奨します。

キャンプでは不便を楽しむように、サウナでも不便を楽しむ気持ちが重要!

STEP2.商品の評判を調べる

テントサウナを選ぶ際は、評判の確認も忘れてはなりません。

口コミやレビューは、通販サイトやフリマアプリでも確認できるものの、点数や星数を操作できるところでは意味をなしません。ゆえに、SNSアカウントもしくはととのい図鑑のような個人メディアで調べるのがベストです。季節の変化で、アウトドアサウナの扱いがどう変わるかも確認しておくことが求められます。

準備や撤収のしやすさ、倒壊や飛散のしにくさも要確認!

STEP3.情報を比較してみる

一式揃えると数万円~数十万円するテントサウナは、価格をはじめとする情報の比較も必須です。

  1. 安価なもの:3~5万円以下
  2. 一般的なもの:10~20万円前後
  3. 高価なもの:30~50万円以上

アウトドアサウナには本体の他に必要なものがたくさんあるため、一概にいくらが相場なのかはいえませんが、安いものと高いものでは金額が数倍変わるほか、他国製のものと本場北欧製を比べると値段が数十倍変わってくることもあります。

また、維持費やメンテナンス費もかかるため、将来的な運用も考えて選ぶことが推奨されます。

もし選べない場合は、サウナの専門資格を持つ私が作成している「テントサウナのおすすめランキング」で比較することで自分にぴったりのものを購入可能です。

STEP4.販売元を精査する

インターネット経由でテントサウナの購入を検討している場合は、販売元を精査してください。

アウトドアサウナは、国内のみならず海外の出品者もいるため、適当に選ぶのはリスキーです。仮に販売元不明のところで注文すると「商品が届かない」「返品ができない」というトラブルに巻き込まれることもあります。

もし被害に巻き込まれた場合は、プラットフォーム側に相談し、必要に応じて警察や消費者センターに通報しましょう。

なお、ほかのサウナグッズの選び方は、次の記事からどうぞ。

私の推しアウトドアサウナ

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アウトドアサウナは色んなタイプやモデルがあるからこそ、「何を買えばいいの?」と迷ってしまいがちです。そこでこのトピックでは、私の推しアウトドアサウナを特別にご紹介します。

……と思ったものの、すべての製品を紹介するとかなりのボリュームになってしまうため、詳しくは「テントサウナのおすすめランキング」をご覧ください。

次の記事ではサウナ初心者さんもサウナ常連さんも納得してアウトドアサウナを購入できるよう温泉ソムリエでありサウナ・スパ健康アドバイザーでもある私が厳選した推しグッズをまとめているため、ぜひご自身にぴったりのものを一緒に見つけましょう。

■「テントサウナのおすすめランキング」記事は準備中

アウトドアサウナ選びのQ&A

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最後に、アウトドアサウナ選びのQ&Aとして、よくある質問をまとめました。

テントサウナは通販で買える?

テントサウナは、アウトドアサウナを取り扱っているサウナメディアをはじめ、通販サイトやフリマアプリで手に入ります。Amazonや楽天はもちろん、メルカリなどでも購入可能。忙しい方は、ネットがおすすめです。

アウトドアサウナは店舗でも買える?

アウトドアサウナは、雑貨店やサウナグッズ専門店、施設併設の物販コーナーでも購入可能です。テントサウナは直接手に取って選んだほうが愛着も湧きやすく、後悔もしにくいはず。行ける人は、店舗をおすすめします。

キャンプテント・フライシートで代用できる?

一般的なキャンプテント・フライシートの中にも代用できるものはあるものの、推奨はしません。温冷交代浴において、普通のものでは役に立たないことがあります。サウナ専用のものが理想です。

なお、テントサウナ全般のグッズを知りたい方は、テントサウナページもあわせてご覧いただけると幸いです。次のページでは、サウナーに役立つ情報を体系的に学べます。

まとめ

今回は、テントサウナの選び方、アウトドアサウナ選びのポイントとステップ、Q&Aを解説しました。

テントサウナは、ほかのサウナグッズとは一線を画すサウナーにとっての「究極の嗜好品」です。ゆえに購入は慎重にならざるを得ませんが、的確に選びさえすれば後悔はしません。失敗も成功も、すべては選び方にかかっています。

まずは、気密性や蓄熱性、運搬性や可搬性はもちろん、サイズやデザイン、ストーブの種類、機能や性能、構造や設計、利用場面を比較検討しながら「夢を叶える最高のアウトドアサウナ」を選んでみてください。

お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。では、ひとっととのい、いきましょう!

参考文献
  • 『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇/ダイヤモンド社
  • 『究極の「サウナフルネス」世界最高の教科書』カリタ・ハルユ/東洋経済新報社
  • 『サウナ語辞典』草彅洋平+AMAMI/誠文堂新光社
はるまる

本日もお疲れ様でした。当メディアはサウナを愛するすべての人を応援しています。サウナをもっと知りたい方は、ほかの記事も覗いてみてください!

ぴちどん

ちょっとでも学びがあったら、ぜひSNSで共有してもらえると嬉しいです。ではまた、次の記事でお会いしましょう!

なお、より安心してととのいたい方は、サウナ情報を体系的にまとめている次の記事もご覧いただけると幸いです。整い方や入り方のほか、温冷交代浴のノウハウやハウツーをまとめています。

※本記事は、温泉ソムリエ&サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ筆者による「健康情報の一般的な解説」であり、診断や治療を目的としたものではございません。体調に不安のある方は、まず専門医にご相談を。

明日も頑張れますように!
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